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若手セラピストでも差が出る触診方法。施術者の呼吸を使った変化!

・この記事は触診技術に自信がない方や若手・後輩指導している若年セラピスト向けの記事です。
・一人でも施術スキルが向上し、困っている方へ役立つことが出来たら幸いです。
・全てのセラピストに当てはまる訳ではありません。

自分の呼吸を使って指圧の違いを確認してみる。

相手の呼吸を意識することも大事ですが、自分の呼吸を意識してみることも必要です。

技術はこの3つのパターン。
①自分の息を吸いながら、押せるところまで指圧をする
②自分の息を吐きながら、押せるところまで指圧をしてみる。
③自分の呼吸を止めながら、押せるところまで指圧をしてみる。

何か違いを感じられましたか?

やりやすくなったパターンはどれでしょうか?
反対にどのパターンではやりにくくなったでしょうか?

基本的には「②息を吐きながら」の方が相手の組織の抵抗感を感じることなく、楽に深く押せる人が多いと思いますが、そうではない人もいます。

自分の呼吸状態で、相手への触診に変化が生まれてしまいます。
逆を言えば、不快にもさせてしまう可能性もあるということです。

自分の気持ちがいつもと違うと感じたら、自分の呼吸に目を向けてみることが大切です!

相手の体にも変化が出る。

触診や相手の身体を動かすことが上手い人or下手な人では相手の身体への影響の与え方が異なります。

不快感少ない方が相手が緊張しないのは想像出来ますよね。

指圧だけでなく、身体のチェックとして関節可動域測定を行う際にも、自分の呼吸パターンによる違いを感じてみましょう。

施術者も相手の影響を受けやすい。

施術者も人間です。
お客様の表情や性格、機嫌、社会的立場によって、セラピスト側が緊張してしまうこともあります。
影響を受けていると、自然とセラピスト側の呼吸も乱れている事が多いです。

他にも病気の程度やエネルギー的な影響を受けることでセラピスト側の呼吸が乱れることもありますが、それはここでは置いておきましょう。

相手に合わせるだけが全てではないです。

基本的には相手の方を尊重し、相手に合わせて関わるというのは当然です。

でも時には自分が自身が安心される人として、存在出来ると、相手が自分の良い状態に合わせられるようになってくることもあります。

焦らず、丁寧に感じてみましょう。

分からない時こそ、丁寧にです。

焦ったら違いを感じていても、感覚が鈍ります。


Don’t think,Feel(考えるな、感じろ)

ブルース・リー

ですよ。

あとは実践あるのみです。

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