PR

これからの理学療法士や作業療法士は一人でも生きていく力を身につけるべき。転職や副業もあり。

2019/5/1

元号は平成から令和に変わりました。これからどんな時代になるのでしょうね。

でも自分の未来を創るのは自分自身であり、いくら他人や環境のせいにしても変わることはありません。

時代に流され
自分の幸せを見失うのではなく、

時代の流れに乗りながら
自分の幸せを探していきたいものです。


僕自身は作業療法士としてまだ働いています。病院で働いていたころは友人や患者さんから「給料安定しているからいいね」ってよく言われていました。

確かに国家資格があるし、場所を選ばなければ就職にもある程度困らない。
でも個人的には給料が安定していると思えませんでした。
むしろ停滞していくような感じしかありませんでした。

理由は
①昇給が少ないこと
②社会保険料や厚生年金の値上がり、消費税や物価の高騰など見えにくい部分での支出増加です。
③勉強して支出しても、勉強していない人と給料が変わらない

※僕の場合は勉強会の支出で多い年は150万程度。僕よりもっと学んで支出している方もいますし、全く勉強しないで働いている方もたくさんいらっしゃいます。

以上の理由で、目の前の明細には一定の給料が入ってくるような感覚になりますが、現実的には徐々に収入が減っていると思われました。

僕の嫁は元々は理学療法士として働いていましたが、将来的な不安もあり、結婚後すぐに看護学校へ行き、転職しました!

理学療法士・作業療法士の平均給料は?

平成29年 賃金構造基本統計調査』の結果によると、理学療法士・作業療法士全体の給料平均は

27万2100円(手取りで計算するとは21~22万前後)

※表示金額は所定内給与金額です。
※調査した企業の規模は10人以上です。


医療・福祉業種は医師や歯科医師が平均賃金を底上げしているので、理学療法士や作業療法士は平均値くらいの値です。
ちなみに医療・福祉業種の全体平均給料は27万9700円です。

理学療法士・作業療法士の20代・30代・40代・50代の平均給料は?

男女で平均給料に差がありますが、男女を合わせて平均した給料を計算しています。

20代の平均給料

24万4400円(手取り18-20万)

30代の平均給料

28万0600円(手取り22-23万前後)

40代の平均給料

31万5100円(手取り24-25万前後)

50代の平均給料

34万7300円(手取り26-27万前後)


この数字だけ見て20代と50代を比べると結構増えているような感覚の人もいれば、増えていないと感じる方もいると思います。

でも年間で考えるとほとんどの会社の昇給は5000円にもなりません。
場合によっては1000円程度の昇給や昇給がない会社も多くあると思います。

仮に給料が1万円上がっても手取りが1万円増える訳ではありません。
所得税や保険料(所得によって階級が異なる)が違います。
仮に1万円の昇給があった場合、手取りでもらえる金額が増えるのは5000-6000円程度です。

なのでほとんどの場合、20代や30代、50代でも働いていると生活に大きな変化はありません。
結婚し子供が出来たなどの出来事があれば共働きは必須であり、自分自身の健康も必ず守り続けなければいけません。

理学療法士・作業療法士の給料や将来へ不安を感じる方へ

理学療法士・作業療法士として早い段階でキャリアアップしていく。

心から本当に理学療法士・作業療法士の仕事が好きな人が出来ることだと思います。

日々自己研磨し、自分の知識や技術を深めること。
そして、その中でも特に好きな分野をみつけていくこと。

出来るだけ早い段階で将来はどのようなことをしたいか明確化し、目的に向かって勉強していくことが生き残れる可能性が高いと思います。

現時点では何もみつからないけど、仕事は好きという方は勉強しながら考えていくことでもいいと思います。何も勉強してない人より、確実に相手からの笑顔やご縁がみつかる可能性が高いと思われます。

年齢は関係ありません。知識を増やすより、実際に行動した数が多くの経験の差を生み出します。

条件の良い職場に転職する

現状の職場の収入に不満を感じているなら、転職も一つの方法です。

ただ、安易な転職はお勧めしません。
「やりたいことがある」、「自分を変えたい」、「収入を増やしたい」、「スキルアップが望める」などの目的があるならいいと思います。

転職先が人間関係や労働条件が悪い場合もあるので、しっかりと見学や情報収集を行ってから、転職先を決めましょう。

理学療法士や作業療法士以外の副業をしてみる

最初は職業と関連のある似たような仕事でもいいかもしれません。

経験を生かして講師活動をしてみる。
ヨガやピラティスなどのインストラクターとして活動してみる。

他にも
カフェでバイトをしてみる、WEBの仕事をしてみるなど、リスクが少ない方法からのお仕事をお勧めします。
何か新しい発見が見つかるかもしれません。

金銭的な余裕が出来てきたら、投資など資産を使って資産運用をしてみるのも良いと思います。

まとめ

理学療法士や作業療法士の給料について紹介しました。

理学療法士や作業療法士は共働きが必要な可能性が高い職業です。
それでも本当にこの職業が好きという気持ちがあれば、あなたの行動力次第では給料を増やしていく可能性が出来る職業でもあります。

とりあえず給料が安定しているから、仕事はあまり好きではないけど資格持っているし。。。
と考えている人が収入を増やしたいのであれば転職や副業も視野に入れて検討してみるのもいいかもしれません。

消費税や年金問題や社会保障など、将来の不安がどんどん出てきます。
でも、国に住んでいる以上はどんなに環境のせいにしても仕方ありません。

それよりも自分自身で自分や家族を守る力を。そして幸せだと思う方法を自分自身の手でつかみ取る努力をしていくべきだと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました